JIL全国セミナーに行ってきました!

5月27日〜29日にかけて、大阪で全国自立生活センター協議会(JIL)の全国セミナーが行われています。
私は、1日目と2日目に行ってきました!初の泊りがけ研修です。

会場には全国から集まる車いすの集団が!!これは健常者を探すほうが大変なのでは?と思うくらいです。

1日目は「障害者権利条約批准後の障害者運動」、「Human Life〜医療的ケアの必要な難病当事者の自立生活〜」の2つの講演をききました。
全国各地で活躍されている方々のお話を伺うと、私も頑張らないと!と元気をもらうことができました。
また、障害者を取り巻く情勢を知ることもとても大切なのだと改めて考えることができました。

夜の親睦会では、アメリカンな料理を食べながら、全国のCILの人たちと交流することができました。合言葉は「カリフォルニア!!!」

1日目が終わった後は…2次会で「つるとんたん」といううどん屋さんに行きました。入り口が少し狭いけど、1階なら段差がないので車いすOKです。21時を回っているのに満席なうどん屋さん…有名なんですね。

私が食べたのは「鶏のおうどん」。うどん1本1本が長い長い。どこまで続くの〜〜とても優しい出汁の味でさっぱり美味しかったです。

2日目は「地域でつながってエンパワメントを実現しよう」ということで、障害当事者、介助スタッフ、コーディネーターと、それぞれの立場に分かれてグループを作り、ディスカッションを行いました。
介助者に遠慮してしまう、気を遣ってしまう障害者…という事例に対し、CILのスタッフとしてどう対応するか、がテーマでした。これまでの自分の体験を話したり、他の人の意見をきいたりして、とても充実した時間でした。

「ナナメの運動Vol.2:『いかに広めるか?尊厳死法制化の問題点』」という講演は、様々な分野の人が集まり、その分野の視点で尊厳死法の問題点を考えるという座談会でした。難しいテーマでしたが、何が問題で、これから私たちはどう捉えていくのか、知るきっかけになったと思います。

2日間を通して、オールラウンドに障害児者問題を捉えていく必要があるということを感じました。自分の専門の分野だけでなく、他分野にも目を向け、みんなで課題を明らかにし共有していくことの大切さに改めて気づくことができました。

大阪らしいものが食べたい!ということで、2日目のお昼に食べたお好み焼き。これで320円(税込み)なんて安い!!そして美味しい!


なんだかグルメリポートみたいな感じになりましたが(笑)
帰り道、地下鉄から降りようとしたら駅員さんがいない!!というハプニングもありましたが、たくさん学んだ2日間でした。

まころん@十彩